歪み・姿勢矯正専門カラダケア整体院の石塚です。

猫背や反り腰のお悩みは特に多く頂くご相談の一つですが、
まずチェックする事の一つが、「広背筋(こうはいきん)」です。
私は10代の頃から肩こりの自覚があるほどの肩こり経験者なので…
広背筋のストレッチは自分のケアの中でも取り入れる頻度が高いです。

猫背・反り腰に深く関与する「広背筋」

画像の青い部分を見て頂くと、 腕から始まって、
背中・肋骨を経由し骨盤まで走る
とても面積の大きい筋肉です。
(変にリアルな画像ですが、苦手な方はすみません💦)

広背筋

この広背筋が過緊張していると、猫背・反り腰になりやすく、
肩こり・腰痛・肋骨の動きを鈍らせるので呼吸を浅くしたり、
疲れやすさの原因
になりえます。
そして、背中・後ろ姿の視覚的な部分にも大きく関わります。

広背筋の働きの中には、
1)腕を内旋(内側へ回旋させる動き)
=「猫背=肩や腕が内巻き」
2)「骨盤を上に引き上げる」
「反り腰=骨盤が引き上げられ前傾して腰が反る」
という状況を作り出す要因の一つになります。

広背筋の調整で背中も姿勢も変わる

次に、姿勢矯正の施術させて頂いた方の後ろ姿を見て頂くと、
施術前と比べると、腰の反りが解消して肩も開いて
背中が締まったように見えると思います。


写真の方だとそのような事はありませんが、
広背筋の緊張の左右差によって身体の傾きや
背中にピキっと走るような痛みが出る例も少なくありません。

反り腰解消

広背筋のみの調整ではありませんが、
「筋肉をゆるめる」
「筋肉が付着する関節・骨格をゆるめる」
「ゆるめた後にストレッチ」
という順で緊張状態を解除しています。

広背筋に限らず、
「日常生活で特定の部位を使い過ぎている」
「あまり身体を動かさずに硬くなってしまう」
「不良姿勢で身体のバランスが崩れ必要以上に負荷がかかる」
など、様々な理由で筋肉の緊張状態が作られていくので、
ゆるめてあげることが大切です。
また、「筋トレなどのトレーニング」など、
同部位を繰り返し頻繁に行うなどの場合も
注意が必要
で、その後のケアが大事です。
大事な事は
「身体をゆるめ、脱力できるカラダを作ること」です。

カラダケアでは、その方本来の身体の状態に
戻していくために、お一人おひとりに合わせて
調整を行っています。
猫背・反り腰・背中の痛み、長年続く肩こりや
慢性的な腰痛、姿勢や後ろ姿の丸さなど、
身体のお悩みをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。