「肋骨調整」と聞いてもピンとこない方もおられる反面、当院では、肋骨や呼吸に関するご相談を多く頂きます。

 
院長である私も、10代の頃からの重い肩こりと、背中が固まって動かないような息苦しさに悩んでいた一人で、肋骨の重要性を実感している一人でもあります。

肋骨が身体に与える影響

肋骨は、呼吸に欠かせない横隔膜(おうかくまく)や肩や首の筋肉などが付着しており、
「肋骨の歪み」からくる「痛みや息苦しいようなコリ」
「呼吸がし辛く寝ても疲れが全く取れない」
「自律神経の乱れによる不調」
「背中の痛みや慢性的な腰痛」
など、「痛み・辛い症状の原因」になっているケースも多く、身体への影響がとても大きい部位です。

また、「美容面での肋骨の歪みやスタイルの崩れ」なども含めて、様々なお悩みの解消のため姿勢や身体を土台から整えるという観点から、肋骨調整を重要なものと考えています。
また、身体は全体でバランスをとっているため、肋骨矯正を行う際には、身体の土台である骨盤矯正、そして姿勢矯正などを一緒に行うことで身体のバランスをとり定着させていくことが重要です。

肋骨の歪みとは?

肋骨=胸郭(きょうかく:左右12本の肋骨で構成される上半身のカゴ)は、横隔膜の動きと連動して膨らんだり縮んだりして呼吸を行う、柔軟性・可動性が必要な骨格です。

肋骨は、ストレスや不良姿勢によって歪みやすく、歪みが積み重なることで、
呼吸が浅くなり疲れやすくなる
神経痛のような痛みに繋がる
息苦しいような肩こり
胃の不快感
などに発展することも珍しくありません。
また、見た目の問題で言えば、肋骨が横に幅広に広がる、ウエストのくびれがなくなる、猫背や不良姿勢、バストの形や大きさが崩れるなど、影響の大きい部位なのです。

良い状態の肋骨・胸郭と歪んで呼吸の浅くなる悪い状態の肋骨・胸郭

肋骨・胸郭が柔軟性を失って悪い状態になると、
「横に広がる」「左右非対称に歪む」「(呼吸時に)広がらない・戻らない」「触るとゴツゴツとしてなめらかさがない」といった状態になります。

【健康面のデメリット】
  • 寝ても疲れが取れない
  • 息苦しいような肩コリ・首コリ
  • 姿勢が崩れ呼吸が浅くなる
  • 背中の痛み・腰痛・腕が上がらない等の症状
  • 自律神経が乱れやすくなる
  • 内臓の働きが悪くなり、病気ではないのに不調が続く
    …etc
【美容面のデメリット】

  • ウエストのくびれがなくなる(寸胴タイプ)
  • バストが横に広がる、下向きになる
  • 顔のたるみ、フェイスラインのもたつき
  • 二の腕が垂れやすくなる
  • 後ろ姿・背中のラインが崩れる
  • 猫背になりシルエットが丸く横広がりになる

肋骨矯正(姿勢矯正)の施術例                               

肋骨矯正に重点を置いた姿勢矯正の施術例
姿勢矯正1回目でのビフォーアフター
肋骨矯正での背中のラインの変化
肋骨矯正で背中のラインが変化
姿勢矯正1回目でのビフォーアフター
施術5回目のビフォーアフター正面
施術6回目のビフォーアフター背面・背中
姿勢矯正の例

カラダケアの肋骨矯正とは?

胸郭は呼吸のために拡大・収縮する柔軟性の高い骨格で、肋骨は1本1本が細く独特の丸みを帯びた形をしています。そのため、肋骨は決して強い力を使ってはいけない部位です。

例えば実際、カラダケアではどのように施術をしているかというと、

  • 呼吸に合わせて硬さを開放する
  • 肋骨に付着する筋肉・筋膜をゆるめて開放する
  • 肋骨と肋骨の間を一つひとつ開放する
  • 背骨や骨盤の調整を同時に行い身体を整える
  • 歪ませないためのセルフケアや姿勢指導
このようなことを、お一人おひとりに合わせて丁寧に施術をしています。
女性院長が専任担当として最初から最後まで対応いたしますので、苦しい症状や姿勢・猫背のお悩み、ぜひ一度ご相談ください。