当院には、もう何年も辛い思いをされていたというお客様が多くご来院頂きます。
そんなお客様に最初にお伝えするのが、「出来る事から、普段の姿勢や身体によくないクセをやめていきましょう」ということです。

なぜなら、身体の辛さや不調は、身体にかかる負担の積み重ねが大きく影響しているからです。

姿勢がよくなると何が良いのか?

「しっかり寝ているはずなのに、朝起きても疲れが取れていない」
「疲れが取れないどころか、朝起きると肩や腰が辛い…」
「肩甲骨の周りも、肩も、背中も、腰も、身体のあちこちが辛い…」
「昔から肩こりがひどく、時には頭痛や気持ちが悪くなってしまうほど…」
「疲れがどんどん溜まって、時々それが爆発したように辛い日がある…」
「写真で自分の姿勢を見たら、想像していた以上に姿勢が悪くてビックリした…」

といった、「慢性的な身体の辛さと疲労感、いつもスッキリしない身体の不調」に悩むお声です。

そんな方々の多くに共通するのが、「姿勢が良くない」「身体の重心・バランスが不安定」なことです。

ある時、カラダケア整体院に来られたお客様は、朝起きると肩甲骨の周りがズキズキ、ひどい時には頭痛まで出て首も回せない…、疲れが全く取れない…という辛さを抱えておられました。

そのお客様の姿勢を見てみると、首は肩より前に出ていて、背中の自然なS字カーブがあまりなく、無理に背筋を伸ばそうとするあまり、腰が反った辛そうな姿勢をされていました。
つまり、普通に生活を送っているだけなのに、毎日、首や肩に負担を掛け続けているようなもので、その悪い姿勢を身体が記憶するように硬くなっている状態だったのです。

長時間同じ姿勢でいることにも注意

仮に、身体に負担のかかり辛い良い姿勢であっても、長時間同じ姿勢でいることは、その姿勢を維持するために必要な「姿勢維持筋」は常に働いているため、必ずしも良いとは言えません。
また、気付かないうちに背中が丸まっていたり、前かがみの姿勢になることで、内臓がぎゅっと圧迫され、病院では何ともないと言われるのに、何だか調子が悪い…という状態にもなりやすいのです。

仕事や家事や育児では、なかなか身体をリフレッシュさせる時間を取るのは難しいかもしれませんが、時々立って姿勢を変えるなど、ほんの少し意識するだけでも全く違います。

さらに言えば、寝ている間は自分の意思で身体の制御がきかないので、バランスの崩れた身体・歪みの強い身体はリラックスすることが出来ず、結果「朝起きても疲れが取れない」「寝ただけなのに、起床時に肩や腰に痛みが出る」ということになりかねないのです。

施術とセルフケアの両方で「痛みの出にくい身体」を作る

セルフケアと言っても、出来るだけそのためだけに時間を作らなくて済むもの、続けやすいものを選んでお伝えするようにしています。
例えば、先程ご紹介したお客様の場合は、
・背骨と肋骨(肋骨の動きが悪いと、肺を包む胸郭(肋骨で出来た空間)が広がらず深い呼吸が出来ません)の柔軟性をつける
・肩甲骨が自由に動けるように調整を行う
を中心に、骨盤~足まで、トータル的に姿勢を改善していくための全身調整を行いました。
また、姿勢の写真を撮影してみて頂くことで、「辛そうな姿勢…」ということを視覚的にも確認頂き、調整後と見比べても頂きました。

そのうえで、背骨や肋骨の柔軟性を維持するための「深呼吸」や「肩甲骨を背骨に寄せる」セルフケアをお伝えしたころ、段々と痛みがなくなり、首や肩を自由に動かせるようになり、「肩こりがいつのまにか気にならなくなっていたんです…」さらには、「何だか顔色が良くなって、姿勢もいいねってよく言われるんです!」と仰るまでに変化されました。

痛みが出ていなくても…

・深呼吸しようと思うと、胸が広がらず深い呼吸が出来ない気がする
・鏡の前に立つと、肩の高さが違う
・顔の左右のアンバランスさが目立つ
・何年も解消しない肩こり
・寝てリラックスしているはずなのに、朝起きる時に辛い腰痛
・朝起きた後、歩きだす時に足をつくのが痛い時がある
・寝ても疲れが取れない
・歩くといつも同じところばかりが疲れる、痛くなる
・座りっぱなしの後、体のどこかが痛くなる

…など、痛い!辛い!というほどではなくも、そういえば当てはまるかも…と思われたら、それは身体からのサインです。
ぜひ一度、カラダケア整体院までご連絡ください。